Guardian2

ヒッキー  2008-04-04投稿
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依頼主の家は山の中にぽつんとたっていた。
家に入ると執事となのる老人に中へ案内された。
「護衛する歩・・・」
「少々お待ち下さい。」
執事は奥に入っていった。
帰ってきた執事はある少女を連れて来ていた。
「この子が歩お嬢様です。」
(え?お嬢様?)
そこにいる少女はまだ小さいが、綺麗な顔立ちをしており、10年後がたのしみなそんな少女だった。
(マジかよ)
護衛で男女の違いはかなり多い。男だと思っていたので正直出鼻をくじかれた感はあった。
「それではお願いします。」
執事は出ていった。





「とりあえず・・・」
薫は歩の方を向いた。
「なんて呼べばいい?」
「好きにしろ。」
最初の言葉はこれだった。
「じゃあ歩でいいな。」
少し驚いたようだったがすぐに「好きにしろと言ったからな」といった。
「じゃあ歩、この家の地図はないか?」
「あそこだ。」
指の先には棚があった。
「サンキュ。」
 そういって軽く頭を叩いた。
すると歩は小動物のように反応した。
「さわるな無礼者。」
そう言い放った。
(こりゃ、前途多難だな)
薫はそう思った。



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