あたしと沙紀は,校門の前で待っていた。
那「はァ〜。」
沙「どうしたの!!?急に溜め息なんてついてさァ(笑)」
那「ううん。なんか…今までは,普通に話せてたのに付き合った途端,話さなくなったりするぢゃん??…あたし空とそんな関係になる事だけは…嫌だから」沙「馬鹿だねェ(笑)いい??今日カラあんたは空の幼なじみぢゃないの…恋人なの。もっと空の近くにいられるんだよ。だから,もっと自信持ちなさいよ!!!!自分の気持ち…正直に伝えればいいの。」
いつもは,フザケテル沙紀だけど…
いつも,あたしに勇気をくれる。やっぱり,恋愛に対しては,先輩だは(笑)
那「うん!!ありがと。沙紀!!」
沙「いえ?どういたしまして!!」
ダッダッダッダッダッ!!!!!竜「沙紀ィー!!?悪い?(笑)ちょっと長びいちゃってさァ。お!!那智ぢゃん!!?空,今お着替え中よ(笑)」那「ありがと!!沙紀,先に帰っていいよ。あたし,もうちょっと待ってるカラ!!」
沙「でもォ…。」
那「大丈夫ッ!!心配しないで。」
沙「そう??…ぢゃあ,先に帰ってるね。夜でもいいカラメールちょうだいね!!」
那「はい?(笑)」
竜「二人でLOVE?しちゃって下さいよ!!」
那「あんたもね!!」
二人が帰ってカラ,5分くらい経った時…。
ダッダッダッダッダッダッ!!那「空かなァ。そうだァ!!驚かしてやろ」
あたしは,校門のすぐ横にある壁の所に,急いで隠れた。
空「あれ!!?那智ィ?? あ〜あ…先に帰っちゃったカモなァ。馬鹿か!!俺は!!…好きな女を,初日カラ待たせるなんて…嫌われちゃったかもなァ。」
相当落ち込んでる…。ちょっと…やりすぎかなぁ。ぢゃ,そろ?出てやるか!!?
那「そぉら!!」
空「えっ!!?何で??俺帰ったのかなぁと思ってたのに…」
那「わざと隠れてたんだァ。」
空「なんだよォ〜。
俺,てっきり那智が怒って帰ったのかと思ったぢゃん!!」
那「ごめん?(笑)
でもそんな事ないよ」空「本当??」
那「うん…。それに,空と一緒に帰りたかったし…」
空「えッ!!?」