Guardian3

ヒッキー  2008-04-05投稿
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「えっ?えっ!?えーっ!」
歩はかなり混乱していた。
薫は少しすると歩をはなした。
「な、なんてことするのよ。」
「すまないな。気配を感じたんでな。」
「そ、そうなのか。なら許す。」
顔は赤くして言った。
「サンキュ。」
歩の顔は赤いままだった。
(かわいいとこあるんだな)
そんなことを思いながら部屋を出ていった。





薫は深夜2時ごろまで起きていた。
コン、コン
歩が入ってきた。
「どうした?」
「・・・いやなんでもない。」
そう言い、出ていこうとした。
「トイレぐらいなら付き合ってもいいぞ。」
一瞬笑顔が見れたがすぐに戻って、
「お前のためだからな」
と言った。
「わかった。」
トイレのかえりぎわに歩はありがとうと小さい声でいった。





こんな調子で半月程が過ぎた。
「なー、薫、昼ご飯まだか?」
「もうちょっと待て。」
だいぶ歩は心を開いてきたがまだまだだった。
そのとき薫は外に人の気配を感じ、すぐに歩を呼んだ。
「歩、こっちこい。」
歩はキッチンにすぐにきた。
「なに・・・」
ドカッ!
扉を蹴破る音がした。

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