那「…うん//」
空「アハハ///…」
お互い恥ずかしくて，黙り込んでしまった時
「自分の気持ちを正直に伝えればいいのよ」そう言ってくれた沙紀の声が，あたしの頭に流れ込んだ…。言わなきゃ…あたしは。あたしは，空の彼女なんだｶﾗ!!
那「ねぇ，あたし…空と付き合うのが，正直不安だよ…。」
空「えっ…。」
那「だって，今までの関係が壊れちゃうんぢゃないかって…考えちゃって…。でも，これから新しい関係を作ればいいんだよね。」
空「那智…。」
那「あたし今まで，こんな気持ち全然分からなかった…。でも，小さい頃ｶﾗずっと?…空を見てて。いつしか，好きになってのｶﾓ…。
ううん…。あたしは，空が好き…。大好き」
やっと言えた。そんな気持ちになった…。
そんな時，ｸﾞｲｯ!!と腕を捕まれ引き寄せられた!!
那「ｷｬｯ!!…空」
あたしの腕を引っ張ったのは，空だった。
空「…馬鹿」
那「えっ!!?」
空「お前，もっと早く気付けや!!…そしたらもっと言えたのに。皆の前で堂々と言えたのに…。馬鹿那智」
あたしを抱きしめる腕が，ギュッ!!っと強くなる…。あたしも，自然と空の背中に腕を回していた。
那「うぅ，うぅ…」
空「泣かないで…。
お前が泣くと俺まで切なくなる…。」
那「だ…だってェ。。空ァ…うぅ…優しすぎるよォ，馬鹿ァ…。」空「何だと（笑）でも…俺那智が好き…。
大好き…愛してる…。だから，俺ｶﾗ離れないでね…。俺も側にいるｶﾗ…。」
今まで聞いたことのないような，言葉だった…。大好き…。側にいて。
那「…うん!!」
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