あれから、君はどうしているだろう。
幸せに過ごしているだろうか?
少しワガママな君はどこか自由を求めていたように感じた。
そんな君を繋ぎとめる事が、俺には出来なかった。
いつか、子供にどんな名前をつけたいか、君と話した。
君は「ツバサ」と言ったのを、覚えてる。
自由に大きく羽ばたくツバサと・・・。
君は、そのツバサでどこまでいくのだろう。
今生でなければ、来世で君を幸せにしよう。
そう思いながら、飛べない俺は、今日も空を見上げ君を探す。