〜Stliker〜哀編(121)

焼き魚  2008-04-09投稿
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結奈を盾に取った革命教団のメンバーはダークフィアーの攻撃に乗じて脱出を図る。

結奈が全てを諦め、うなだれながら連行されようとしていた時であった。

道を確保する為先行していた革命教団のストライカーが突然被弾し炎上した。


「何事だ!?何処からの攻撃だ?!」


「全機活動不能の筈だ!!」


革命教団の兵士達があわてふためく中、結奈が弾道の跡を目で追っていくとその先には生き残った二機のストライカーがこちらに狙いを定めていた。


救出部隊兵士A「お…大人しく武装を解除しろ!」


救出部隊兵士B「こ…こちらには…貴様らを倒すだけの能力は有している…人質を…解放しろ!!」


結奈の目には満身創痍で立ち上がるのもやっとなストライカー二機が目に入った。

そして驚かされたのは聞こえてきた声が自分よりも幼い少年という印象を受けた事だ。

結奈を盾に取っていた数人の兵士は結奈に銃口を向けて革命教団側が有利であるということをアピールした。


救出部隊兵士A「命まではとる気はない!!人質を置いていけ!!」


兵士Aの乗る量産型ストライカーはショートソードを構えた。


救出部隊兵士B「下手に刺激するな…。ここは僕に任せて…」


兵士Bのストライカーは両手で構えていたハンドガンを発砲した。

弾は革命教団のストライカーの右足に命中しその肩に乗っていた者が皆、転落していった。

結奈も同様に転落したが兵士Aのストライカーがタイミングよく突っ込み左手でキャッチした。


兵士A「こちら、第三小隊所属コルメ!!人質を確保した!!これより戦線を離脱する!!」


兵士B「こちら第五小隊所属ノーラ!!これより退路の確保を行いつつ戦線を離脱する!!」


結奈を確保した二機のストライカーは直ぐさま離脱行動に入った。

しかし、ストック&ペイと戦っていたダークフィアーのパイロットであるガイラーはそれを見逃さなかった。


ガイラー「無能な者が!!」


ダークフィアーは突然、ダブルチェーンソーを投げ棄てるとストック&ペイにつかみ掛かり、そのまま地面にたたき付けた。

そしてダークフィアーは直ぐさま超重力攻撃『ブラッドサンシャイン』を放つ態勢に入った。



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