Guardian13

ヒッキー  2008-04-09投稿
閲覧数[423] 良い投票[0] 悪い投票[0]

歩と涼は別の部屋で待機となった。
「なぜ私は仲間はずれなのだ。」
歩は怒っていた。
「しょうがないよ。」
「そういえば、涼。」
歩が思い出したように言った。
「なんだ?」
「なぜ遥は私の名前を聞いて困った顔をしたのだ?」
「!気付いてたんだ。」
「当たり前だ。」
「うーん。」
涼は考えるようにした。
「話してもいいけど、薫といづらくなるかもしれないよ。」
「ありえない。私と薫は信頼しあっているのだ。」
歩は自信満々に言った。



「じゃあ最初に、新家と旧家って知ってる?」
「知らない。」
「昔、とても大きな8つの一族がいました。しかし、近代に近づくにつれて強い勢力を保ち続けた3つと、勢力を落とした5つとに分かれてしまいました。後に強い勢力の方を新家、勢力の落とした方を旧家と呼ぶようになりました。」
「それが何の関係があるのだ?」
「実は歩ちゃんは新家で薫の水城家は旧家なんだ。」
「だから何の関係がある。」
「新家である『鳴宮』『時雨』『東海林』と旧家である『水城』『氷雨』『風峰』『英』『光燐』は互いに干渉しないことを約束したんだ。」
「つまり、私は旧家にあってはいけないと。」

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ヒッキー 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]
ラメライナーで激カワeye
話題の涙袋効果も


▲ページトップ