壊れそうな僕の守り方

 2008-04-09投稿
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好きだよ






そう言った彼を疑いながら




私も




と彼女は言った







そう言った彼女に



彼は疑いながら笑顔を作った







ほら、疑い出すと止まらない
止められない、キリがないよね




きっと傷付き過ぎていたんだ



相手を守れる程大人にはなれなくて



誰かを信じてあげられる程もう強くもなかった




いつからこんなに弱くなったんだろう

いつから君を信じる事が怖くなったんだろう





いつから


こんなにも君を想っていたんだ…

こんなにもこんなにも

















疑っていたのはきっと僕だけだった





悲しい涙を流していたのは


さよならを告げた彼女だけだったから






それに気付いて締め付けられた心のどこかが

今でも寂しく傷んでるよ

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