恋に墜ちる時

あや  2008-04-10投稿
閲覧数[400] 良い投票[0] 悪い投票[0]

今日学校で習った―LOVEat first sight―一目惚れなんて私にはないと思っていた。

今日は気分を変えていつもの通学路と違う道を帰ることにした。

初めて歩く道。遠回りだけど、川沿いの桜が気持ちいい。

青い空を見上げて歩いていたら、一筋の放物線を描いて白い紙飛行機が私の方へ降りてくる。

私は思わず手でキャッチした。

ごめん。ありがと。

少年は、慌てて走ってくる。私は渡そうと紙飛行機を見たら、テストの裏だった。

ちらりと見える名前―\r

私の元に駈けてきた彼は輝いて見えた。
今まで感じたことのない感情。なんだかわからないけど、素敵な笑顔。

一瞬のうちに私の脳裏に彼は焼き付いた。

もう会うことはないかもしれないけど、また会えたら運命を信じるかも知れない。

私は、一瞬しかみなかった彼の名前を忘れることができない…

これが一目惚れかなぁ?と少し笑いながら桜の下を歩いていく。

また会えますようにと密かに願ながら。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 あや 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ