一人で京都へ出張に行ってプロポーズされた時の事を思い出しながら行くつもりだった。 『編集長が一緒に行ってきてだってさ』 と渓吾はまっすぐ前を見て言った。 『あっそうなんだ』 なんだか一人じゃなかったからうれしい様な、思い出しながら行けない、少し残念な気持ちがある様な。『会社に戻るか』 シェーキの空の入れ物がが入ってる袋を持ち渓吾は立った。 『あっうん。』 そして私も立ち、渓吾と一緒にスタンド出口へ歩いて行った。
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