薫は倒れ、ヤクザが4人入ってきた。
「薫!薫!!」
歩は薫に近づく。
「処理しとけ。」
組長がこう命令。
ヤクザが薫に近づいてきた。
しかしその間に歩が入った。
「薫にさわるな。」
「そこどいてくれないかな?」
「薫にさわるな!」
歩は一回目より強く言った。
「困ったな。おじさん、弱い者いじめは嫌いなんだ。」
「それはいいことだ。」
薫が立ち上がった。
「きさま・・・」
ドコッ!
全員を殴り飛ばし、薫は組長の方を向いた。
「な、なぜ死んでない!」
そんな質問、薫は無視。
「俺の要求は長月奈美を返してもらうこと。受け入れないなら組を潰す。」
組長は薫の目を見て、冗談な気がしなかった。
「組長!今助けに・・・」
「待て。」
組長は部下を止めた。
「連れていけ。」
「はい。」
薫は歩と長月奈美の手を引いて出ていった。
「仕事完了。」
「薫、大丈夫なのか。」
歩は薫が銃に撃たれたのを心配していた。
「肩を貫通しただけだよ。」
「!すぐに病院に!!」
「普通のはやばいから、奈美さん、一人で帰れますか。」
コクッ。
「じゃあ一人で帰って下さい。」
長月奈美と別れた。