一人部屋で聞く古いラブソングは
大好きなあなたを思い出させるのに十分なものだった
だけどそのたびに
何故だろうか
誰かが亡くなったわけでもないのに
胸が締めつけられるように苦しくて泣きそうになる
特にあなたと2人で夜道を帰った日を思い出すと、
もう何も手につかなくなるんだ
寝ても覚めても、なんて、
ありきたりな表現だけどそれは間違ったものではないと思えた
私のこと
好きになればいいのに
愛してるって抱きしめればいいのに
またあの日の夜が戻ってくればいいのに
きっと今の私はあなたに関することならどんな小さな可能性でも賭けられるよ
もっと
もっと
あなたの近くにいきたい
たった1センチの距離だって邪魔に他ならない
このままじゃいつか私の気持ちは溢れかえって
あなたに「好き」って言ってしまうよ
どうにもならないくらい
どうしようもないくらい
あなたが好き