彼女は、僕の服装を見てそう言ってきた。僕はいつもの調子で制服を着ていた。「ああ、そのつもりだったんですけど、なんか行きたく無くなったんですよ。」「そうなんですか。具合でも悪いのですか?」
「ええ、まあ。」
適当に応えた。その時また、視界がぼやけ始めた。僕は、もうまともに立っていられなかった。そして倒れてしまった。
「大丈夫ですか?しっかりしてください。」
彼女の声が次第に遠く聞こえるようになって来た。そして、僕は眠りに堕ちていった。
僕はどのくらい寝ていたのだろう。果てしなく長い時間を寝てたような気がする。 続く