1 んんっ…?フワフワと優しい感触が足をつたう。目を開けると私は薄暗い場所にいた。足元には猫がいる。 立ち上がり少し歩くと知らない町並み、どうやら疲れ果て路地で寝てしまったようだ、昨夜のことは思い出したくもない… 私が大学に落ちたことで両親が喧嘩し、二人は期待を裏切った私を責め始めた。そんな生活に嫌気がさし私は家出した。 今まで一度も両親の言うことに逆らったこともなく…高校でできた彼氏とはキスもしないうちに勉強の邪魔になると別れさせられた。
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用