『あの朝に…』仮題

サーター  2008-04-21投稿
閲覧数[165] 良い投票[0] 悪い投票[0]


父は浮気していたのだ。
父に絶望した私は母のいる家へ急いだ。母へのプレゼントに真っ赤なバラを買って…
玄関には鍵がかかっていた。家にいる時は鍵を閉めないのに…
傘立てには見慣れぬ傘が入っていた。鍵を開け中に入ると、ここにも見知らぬ靴が、お客さん…?と思いリビングに入ると電話の留守電ボタンが点滅している、再生するとさっきまで後を追い掛けていた父の声…「すまない…今日は接待で遅くなる。誕生日おめでとう」よくこんな平気な声で嘘がつけると思った。

ミシミシ2階から物音がする。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 サーター 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ