『あの朝に…』仮題

サーター  2008-04-21投稿
閲覧数[185] 良い投票[0] 悪い投票[0]


おかしい、2階には私の部屋と書斎と両親の寝室だけ…
耳を済ますと「あんっ。あ〜ん」と小さく声が聞こえる、こんな声聞きたくない
テレビをつけ大音量にする、間もなく2階からバタバタと母がおりてくる…着衣は乱れ気味、頬は紅潮し少し汗ばんでいる、口紅はズレた部分がある。
母から出た言葉は「あら?さき〜!予備校に行ったんじゃなかったの?」
呆れた…夫婦そろって。
『何してんのよ』そのまま玄関まで走った。バラの花束が靴箱に置いたままだった。それを握り締め、追ってきた母に思いきりぶつけた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 サーター 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ