海でも見て来い

もね  2008-04-22投稿
閲覧数[346] 良い投票[0] 悪い投票[0]

うぁ怖ぃ
死んでるかと思った
酔っ払いのお兄さんは
しらけた朝の通勤電車で
何処へ向かっているのか
つれづれなるままに

お尻は座席からずり落ち
自分の荷物の上に仰向けに
それにしてもお兄さん
その白目の剥き方は死体だ
一瞬駅員さん呼ぶ必要性感じたよ
人死んでます!って
でも車内が淡々としてるんで
違うんだと自分を納得させた

いゃ案外本当に死体だったりして
パンツ出てるよ?死体
もし演技だとしたって
その顔は火サスもびっくりだ
生命反応有る無し関わらず
君の魂絶対そこには無いね

私が降りた後電車は湘南まで行くけど
朝の爽やかな空気の中
さぁ死体を乗せて一体何処まで行くのやら


i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 もね 」さんの小説

もっと見る

日記の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ