週末が来るのが嫌になる
好きな音楽を聴いても
観たかった映画を観ても満たされない
寂しさを紛らわすように予定を作っても何をしても誰といてもどうしても満たされない
あなたとの約束がない週末は虚しくて悲しくて孤独を大きくして行く
横にいるだけで良かった
会話が無くてもあなたが隣にいる安心感で私は満たされた
大袈裟だけどあなたが全てだった
何処へ出掛けてもあなたを思い出す
二人で来た場所
懐かしくてまた一緒に来たくて涙が出る
初めて来る場所
あなたに見せたくて二人で来てみたくてまた涙が出る
そうやって何をしてもあなたを想うのは
それだけあなたが好きだったから
苦しくてもそれなりに楽しく過ごして行こうと懸命にはしゃいだり笑ったりしてみるけど無理が重なる
現実に戻されて笑顔を失いかける
あなた以外はいらない
息を上手に吸うことも
真っ直ぐに立つことも出来なくなる
今私を救い出してくれるのが
私の肩を抱いてちゃんと立てるように支えてくれるのがあなただったら
またあの頃の笑顔を取り戻せるのに
また満たされた毎日を送ることが出来るのに
あなたじゃないと駄目だって心から思うから辛い
戻れない日々に未練ばかりを残しても意味がないことも分かっているけど無理して前を見ることにも限界を感じる
生まれ変わったらまた出会えるだろうか
次は終わりが来ることのない出会いが出来るだろうか
会いたい
まだ見ぬ景色をあなたと一緒に見たい
また私の隣で笑っていて欲しい
同性として生まれ変わってもいい
家族として生まれ変わってもいい
どんなでもいい
ただもう一度あなたに会いたい