夢の館 空も海もセピア色の世の中でひときわ恐ろしくたたずんでいる 毎日、朝がきて会社に行き、帰る頃には夜の一歩手前 こんな生活のなかで、すっかり私の目は色彩を感知できなくなってしまった 増え続ける重荷に、処理速度の低下 私にフカを与える要因が後者ではないと言い切れなくなっていた 夢の館は、会社と家を結んだ道の左側にある 深くどんよりした館には誰も近づこうとはしない、しかし今の私はそんな館にさえ足を踏み入れようとしている
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