晴れだけど雨、 雨だけど晴れ。 そんな不思議な空間の中にいる、たった二人の僕と君。 しだいに強まる雨音に、聞耳も立てず走り出す。 君は「速い」と言いながら、僕の服を掴んでる。 僕は「遅い」と言いながら、君の瞳を見つめてる。 晴れだけど雨、 雨だけど晴れ。 最高だけど最低で、 最低だけど最高の、 僕と君だけの空間。
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