空から しずかに
まいおちる
風花を
そって つまむように
たばこを
一本 やさしく
つまみ
かるく
口許に はこぶ
ジッボを
カチンと ならし
やすらぎの
ひととき が
はじまる
目は 開いてるけど
何も みえず
何かを 考えてるけど
何も
考えられない
ふぅー と
吐く
薄むらさきの
けむりに
こころの 重さが
空に 舞い上がる
たばこの
けむりと
一緒に
気ずかれなぃ ように
ため息を
ひとつ だけ
ついた・・・・・・