二人は教室を出て体育館の裏にくる。
「ん・・・だよ直人」
直(15さいの直人)は直人がつかんでた手を放す。
直人は睨みつけるように直に言う。
「お前どーいうつもりだよ」
「どーいうって?・・・そういや直人金貸してくんね?」
直は知らないふりをするかのように話を変える。
直人はそれに切れて直を押し飛ばす。
直は飛んでたまたま通りかかった女子生徒にぶつかる。
直人はシマッタッと思い女子生徒のほうへ向う。
「ご・・・ごめん、神代さん」
神代とは直人達のクラスメイトである。何故かあんまり学校に来ない。
「だ・・・大丈夫だから・・・バイバイ」
神代はそう言うと学校を出て行こうとしたとき。
「ねえ・・・あんた俺に付き合って」
直はそう言うと神代の手を引いて学校から出て行く。
「おいっ・・お前!」
直人は叫ぶ。