飛 [14]

クッキーモンスター  2008-04-27投稿
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「これ以上…千尋を傷つけるな。」

ポタリ…ポタリと耕太の腕から血が流れ落ちている。

「ど…どうして…?」

ゔわ゙あ゙ぁぁ。。
舞はその場に泣き崩れた。

私は呆然と立ち尽くしていた。
それは一瞬の出来事で、何が起こったのか分からなかった…。
ただ分かるのは耕太のほうが先に動いたとゆう事だけ…。

「舞ちゃん…。」

スッと省吾が舞の横にしゃがみ込んだ。

「今ので分かったでしょ…?耕太は本当に…。」

「うん…。始めから分かってたよ?でも悔しいぃ…。」

省吾は頷き、舞の隣を離れなかった。

ズキンっ。心が痛んだ。
私も同じの立場なら…舞のようになってたかもしれない。

「早く病院行って?僕が舞の事見てるから。」

ニパっといつもの笑顔で微笑んだ。



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