「ストーカー？」
佐藤が驚いた表情で愛美に聞く、
「はい、去年の１２月３０日まで私はストーカーに悩まされていたんです。」
「何故１２月３０日にストーキングが終わったんですか？」
佐藤が体を前屈みにして聞いた
「その日、私ストーカーに殺されかけたんですが、争っている内にストーカーの持っていた包丁がストーカーに刺さってしまいその場でストーカーは死んだんですが、終わって無かったんです。あいつは私の夢の中に出て来て、私の事を呼び続けるんです！愛美、愛美、僕が護るよ。って毎晩毎晩出て来るんです！もう最近全然寝てなくて、、、」
すると愛美は頭を抱えて泣き崩れた
「成る程、、嫌だと？」
佐藤が鋭い上目使いで確かめるように聞く
「嫌ですよ！もう嫌で嫌で嫌で嫌で仕方ないんです！」
愛美が頭を抱えながら叫んだ、
佐藤が愛美の背後を見つめ、クスリと馬鹿にするように笑って
「だってよ〜どうするよ〜成仏するかい？ストーカーさん」
佐藤が愛美の後ろの誰もいない空間に話しかけた
「えっ！？」
愛美が後ろを振り返る、そこには何もいない
愛美がしどろもどろしていると佐藤が立ち上がって、、、
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