光りの道しるべ

りえ  2008-04-28投稿
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日記を見つけた。


突然の事だと思っていた出来事は、突然ではなかった。



彼の微妙な心の変化を、日記の中の私は、きちんと受け止めていた。



ぁの時とった行動は、今までの積み重ねの不安が原因だった。



原因は、浮気とかそんな傷つくようなことじゃなかった。



ただこれから先、夢を叶えるためにぃろいろな壁を乗り越えなければいけない私たちにとって、いらないモノは排除しなければならなかった。



彼が悩んでいた2日間、私も覚悟をしていた。



言いたくても言えないもどかしさは、忙しくなっていく私たちには必要なかった。


わかっていたのに、私は最後の賭をしていた。


(これでも何も変わらないなら、このまま2人で励ましあいながら一緒に夢を追いかけよう)




何があっても離れないという彼の言葉を思い出す中で、最近の行動に対しての不安を重ねて、半年前と同じ事をした。




結果は、私が重荷になった。




こうなることわかっていたのに


暗闇があまりにも怖くて


消えていく光りを追いかける術も知らなくて



そのまま座り込んだ。



ほんとは、わかっていなかったのかもしれない。


彼は何があってもこの手を離さないと、甘えすぎていたのかもしれない。




だけどこうなる前に書いた日記には、過去の私は、ちゃんと答えが出ていた。

『何があっても、例え2人離れても、私は愛し続けるよ』



大きな光りを失って、暗闇はすっごく怖いけど、あなたが選んだ道は、私にわずかな光りを残した。

あなたが道を切り開いてくれた。


きっとあのまま付き合っていたら、私は夢を叶える努力をしなかったと思う。



あなたが残した光りを道しるべに、今やるべきことをやる。


運命なら、またあなたと同じ時を過ごせるよね?

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