高田修。17才。
生まれて初めて…一目惚れをしました。
完璧過ぎだっ!
遠くでも美しさがはっきりと分かる…。
…想いを告げないと。
誰かに盗られてしまう…いや、もう誰かのものかもしれない。
…そうじゃない!
言わなきゃ絶対後悔する!
名前も知らない君だけど…。
迷ってる暇はねぇ!
早くしないと見失ってしまう。
「あ、あのっ!」
「…?何だテメェは。」
うっしゃあ!振り向いてくれた!
…やっぱり近くで見ると吸い込まれそうなほど美しいなぁ…。
「…キスしてくださいっ!!」
「…あ゙!?」
「あっ。急にすいません。…嫌ならほっぺでも♪♪」
ドスッ!!
は、速…っ。
彼女のパンチが腹に深く入った。