『なんだ、なんだ〜、四人しかいないのかよ。』
事情を説明した。
『じゃあ、とりあえずこのメンバーはレギュラーだな!』
『えっ!?』
『あたり前だろ。練習にでて来ないのを試合で使うわけないだろ。』
確かに正論だが…
『明日から俺もでてくるからよろしく。それと他の部員にも声かけといて。
じゃ。』
神藤が
『お前も明日からでてこいよ』
こうして最初の1日が過ぎていった。
次の日、
授業時間はあっという間に過ぎ、放課後、グラウンドに行ってみたら、30人ぐらいの部員が揃っていた。
栗沢もその中にいた。
轟からの第一声は
『昨日、部活にでてなかった者は、とりあえず補欠な。
それと10kmの走り込みに行ってこい。』
栗沢が
『なんだよそれ。俺の事知らね〜のかよ。
やってらんねーよ』
『お前らは練習をサボってたから体力不足だと思ってよ。
なんなら昨日出てたやつと、それに1年を加えたチームと戦ってみるか?』
『こんなやつらにまけるかよ。神藤しかいね〜しな。』
なんかわからないが、試合をすることになっちまった。