―心の変化―\r
放課後ゆうきに誘われた桂子とゆきは形だけ一緒に訪れた
溜まり場でもイチャイチャする桂子の態度に声を聞くのも辛くなったが帰るとゆうタイミングも言い出せないまま時が過ぎて行く
としきがフロォーしてくれまだマシにはなったが、相変わらず桂子の甘えた声は聞いてて辛かった
としき「ゆき、これ飲めよ」
としきが冷たいアイスティーを差し出す
ゆき「ありがと…アタシ、アイスティー好きなんだ」
としき「知ってる…」
ゆき「だよね。としきは何でもお見通しだもんね」
としき「(笑)なんだよ…人をエスパーみたいに(笑)」
ゆき「うん!トシキはエスパーっぽいかも(笑)いつも助けてくれるし…」
としき「んじゃスーパーマンぐらい言えよ(笑)」
ゆき&トシキ「アハハハ」
そんなユキとトシキの会話を聞いてるうちにユウキは変な感情に気付いた…
(なんだよ…楽しそうに…俺には話しかけにもこねーくせに…)
ユウキ「…なぁ、トシキってユキが好きなん?」
トシキ「イヤ…そんなんじゃないですよ(笑)」
ユウキ「ふ〜ん。じゃぁユキ…は?」
ユキ「えっ?好きじゃないよ…」
ユウキ「うそ!動揺してんじゃん…応援してやっから正直言っちゃえよ!(笑)」
ユキ「だから!違うって!アタシが好きなのは…!」
自分の口からユウキへの気持ちが出そうになりハッと思わず桂子の顔を見た
ユキ「なんでもない…」
ユウキ「誰が好きなの…?
まさか俺とか?(笑)なんて冗談…ッ!えッ?」
ユキは思わず目から涙が溢れた
言えない気持ちが涙に乗せて次から次から溢れ出す
ユウキ「ゴメン…」
桂子「本当…いい加減にしてよ!あんたずるい!」
ユキ「ゴメン…桂子…アタシ、ユウキが好き…」