理想の…(2)

クッキーモンスター  2008-05-01投稿
閲覧数[422] 良い投票[0] 悪い投票[0]


「…あたし変態に構ってる時間ないの。」

「ず、ずいません…。」

フッー。タバコをふかしながら正座をしてる僕を見下ろした。

「…さ、準備すっか。」

そう言うと彼女は急に化粧を始めた。

鏡やらマスカラやら、ドラえもんか!?と思うほどたくさんの化粧道具を鞄から取り出した。

手慣れた様子で前髪をぴんで止め、やや暗めのファンデーションを顔全体に塗る。

次にアイラインをキュッとひき、マスカラと青系のアイシャドーを使い、目を大きく見せる。

最後に淡いピンクのグロスを塗り、スッとぴんを外した。

化粧をしている女は嫌いだが、なぜか目が離せずに見とれてしまった。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 クッキーモンスター 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
激カワスパッツで手軽
にシェイプアップを♪


▲ページトップ