「うぅぅぁぁあああ!!」突然目を見開き愛美は苦しみだした。
「やばい!エンパスだ!」そして佐藤は愛美の隣に居た真奈を愛美の側から引き離した、
「うぅぅ、、、」
愛美は苦しむのを止め、佐藤と真奈の方を見て、
「私、直るんでしょうか?もう嫌です、、、。」
そう言うと愛美は布団を頭まで被り、泣いた。
佐藤が言う
「愛美さん、あなたのエンパスは“エンパスじゃありません”言うなら“思い”です。あのストーカーの霊があなたの事を思いすぎなんですよ、ストーカーの思考はこうです“愛美に近付く者は全て危険だ俺が愛美を護る”って感じです。ですから愛美さんあなたのエンパスはストーカーの霊を成仏させるしかないんです」
佐藤はどこか暗い表情で愛美に告げた。
「じゃあ早くストーカーを成仏させて下さいよ!!」愛美が布団の中で叫んだ。
「実は、、もう成仏は手遅れなんですよ。何故ならストーカーの魂があなたの魂に寄生してるんです。」
「じゃあ強制的に成仏させる事は出来ないんですか!!」
佐藤はその瞬間拳を握り、
「いい加減にしろよ!!!いつまで甘えてんだ!!」怒鳴った。