月の葉書2部4−2

速見  2008-05-02投稿
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〜ナラビ〜


崩れた天井からナラビの頭に小さな瓦礫が落ちて当たった

ナラビ)ううっ

そのきっかけでナラビは気絶から目を覚ました。起上ったナラビは辺りを見渡して状況を把握しようとした

ナラビ)風紀兄ちゃん? お姉ちゃん?

ナラビは不安そうな声で2人を呼んだ……が返事がない。この時初めて自分だけと言う事に気付いた様だ

多少なり不安だったが先に進むとまた少し広いスペースが現れた

その空間に入ると

「なんだよ、ガキかぁ」

部屋の奥から声が聞えた

ナラビ)誰!

ナラビは知らない声が聞こえたので警戒して叫んで聞くと、なんと奥から月の光を発している男が現れたのだ!




〜香雲〜

香雲)まんまと、雷斗の思惑通りにバラバラにされちゃった

香雲は冷静に今置かれている状況を把握していた

香雲)風紀の奴はほっといて………ナラビ君は大丈夫かな?

香雲はナラビの事を心配しつつも先に進んだ。先に進むと少し狭い空間があった

そこの入口に立った瞬間

「なによ〜 女?ハズレじゃない

奥からまたもや月の光を発している女が現れた






〜風紀〜


風紀)誰だ?お前は?

風紀も香雲・ナラビ同様、同じ状況になっていた。

風紀の目の前には、体がゴツくて月の光を発している中国人系のおっさんがいた

男)俺は三月衆。ここは通らせはしない風間風紀!!

男は静かに闘志を燃やしながら構えた

風紀)はっ、そう言う事か雷斗! おもしれぇ

風紀は不気味に笑みを浮かべる



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