『だって』とか『もういい』とか
どうしても我が儘になる
いらない口癖が増えていく
投げやりな言葉であなたを苦しめている事も分かる
嫌な奴になりたくはないのに私は駄目になる
本当はあなたに優しくしたいし支えていきたいしあなたの前では可愛くいたい
傷付けたり冷たく当たったり
そんな事が好きなわけではない
いつだって電話を切った後は後悔するしもう一度かけて『ごめんね』とか『好きなの』とか言いたい
会いたいと思うから信じる事しか出来なかったはずなのに
会えない場所にいるから疑う事しか出来なくなる
『信じてよ』あなたが言えば信じる事が出来た
だけどその言葉さえも重みを無くしていく
それは私自身が信じていない証拠
待つ事だって苦痛じゃなかった
でもやっぱり誰にでも限界はある
後少しで崩れてしまいそうな理性を守るのも限界
もっと変われたら
あなたを一番に思える強さや寛大さを持つ事が出来たなら
いつでも笑って待っていられる余裕が私にあったなら
あなたが好きだから我が儘を口にはしたくない
歯止めが効かなくなる私の口癖を許して
ただすぐにでも会いたいだけ
私のこの目であなたの顔を見たいだけ
愛してくれていると体で感じたいだけ
この想いを伝えたいだけなのに空回りしてしまう
『どうせあなたには分からない』
言い捨てる自分の言葉に胸を痛めるんだけどちゃんと言えない
言った後涙が出そうになる
『さみしい』が上手く表現出来ない