ティクモが、動き出した。私はそこから動かずにティクモの出方をうかがう。うぅ〜、何で私がこんな目にィ?ティクモが私に向かって水を吐く。「わわわ!」私はびくつきながらもなんとか交わす。マジ、ビビったよ〜(泣)体制を立て直し、ティクモに札を投げつける。『雷』と書かれた札だ。札は、みるみるうちに電気の玉に変わり、ティクモに向かう。私はやった!と確信する。が…。「え?」嘘ぉ!交わされた?ティクモが電気の玉を交わしたのだ。私は余計に震え、もう札を持つことすらままならない。ティクモの口からまた水が吐き出された。「!」もうだめ…私は目をつむった。レイ…!私が目をつむった時だった。「スパーク+」どこからか、レイの声がした。