〜ナラビ〜
ナラビ)サンゲツシュウ?
ナラビはキョトンとした感じでオウム返しする
男)あぁそうだ。俺らは雷斗に雇われた用心棒だ。内容は3人をバラバラにして送るから殺せってな。そん中に凄腕の男がいるって聞いて期待していたんだがなぁ
男は頭をかきながら言った
ナラビ)(風紀兄ちゃんの事だ。まさかここまでが雷斗さんの思惑通りなの?
ナラビがそんな事を思ってると
男)それなのにガキが来るとはな……しかしガキを殺せる機会はめったにないからな…………やっぱ嬲り殺してやるよ
男は笑いながらなんと月の葉書を取り出したのだ!
ナラビ)月の葉書!? 本物?
男)当たり前だろ。だから三月衆って言うんだよ!
そう言うと男は光を放出した手で柱を触った
ナラビ)なっ
ナラビはその光景に動揺した
男が触った柱が溶けて倒れたのだ
男)俺の月の葉書の力は“溶解”。これでお前を溶かし殺してやるよ
男がそう言うと一気にナラビの懐に入った
ナラビ)(危ない!
ナラビは瞬間的に避けて数歩間合いを取り直した
男)ガキにしちゃ中々の反応じゃないか
男が余裕こいていうがナラビの左腕の布が説けていた
男)やっぱガキだな
〜香雲〜
香雲)ハズレかどうかは分らないわよ
香雲が強気に言うと
女は黙って月の葉書を出して
香雲)なっ月の葉書!?
ナラビと同じ反応をする香雲
女)私の葉書の力はネイルブレード。この爪は全てを切り刻む
そう言って女の爪が段々伸びて剣みたいに鋭利になってくる。女が一気に香雲の間合いに入ってきた
女)やっぱハズレじゃん
香雲)速い!!
香雲がそう感じた瞬間
女)遅いよ
冷淡に言った瞬間、女は香雲を切り裂いた!!