〜風紀〜
風紀)月の葉書か………やっぱそうか。
風紀はおっさんが月の葉書を出しても驚きはしなかった
おっさん)ほう。驚かないんだな
おっさんは関心すると
風紀)あぁ、月の結晶を聞いた時から想像はしていた
ジッと先を見据えながら答えた
ヨウ)流石は腕が立つと言われた男だけある。面白い、私の名はエ・ヨウ参る
ヨウが構える
風紀)風間風紀参る!
風紀も構えた
先に動いたのはヨウの方だった。葉書が光るとヨウの腕が炎に包まれた
風紀)炎の力か……
風紀が呟くと
ヨウ)それだけではない
ヨウがそう言うと
風紀)なっ
流石の風紀もこれには驚きを隠せなかった
みるみるうちにヨウの体が豹に返信したのだ
〜ナラビ〜
ナラビ)(結構速い
ナラビは動揺していたが男は待っちゃくれない
男)おらおら、ボサッとしていたら死ぬぞ!!
男は、片時も休まずに攻撃を仕掛けてくる。ナラビはギリギリにかわすのがやっとみたいだ
ナラビ)(何とか僕も攻撃を当てなきゃ……けど直接攻撃したら腕が溶ける…どうしたら………。ここで死んだらフライに……
そう思ったナラビは走馬灯に何かを思い出した
ナラビ)あっ!
何か思いついたようだ
〜香雲〜
女)キャハハハハ
女の甲高い笑い声が空間に響く
女)良い反応じゃない。とっさにしゃがんでかわすなんて。けど……
パサッ
香雲の髪が切れ落ちた。香雲の特長である長いストレートの黒い髪がバッサリ切られて、男みたいな髪になっていた
女)女の命の髪が切られるなんてざまぁないわねぇ
女が香雲を見下して笑う
しかし香雲は………
香雲)フッフフッ
不気味な笑い方をした。そして静かに女を見つめて
香雲)髪の恨みは怖いわよ
香雲は笑って言った