―それだけで良い―\n
ユウキの学校へ着いたユキはユウキを探し回った
ユキ「居ない…来て無いのかな…
あっ!携帯!」
ユウキにかける
プルルルルー
聞きなれた着信音が聞こえる
振り向くとユウキがびっくりした顔で立っていた
ユウキ「なんだ…ユキか…」
今、元カノと見間違えたのかな…
ユキ「ユウキ…あのねアタシそんな事じゃこの気持ち諦めれない…付き合え無くても構わない…
都合良い女でも良い…彼女の…彼女の変わりでも構わないから!」
ユウキ「!何でお前…」
ユキ「トシキから聞いたの…」
ユウキ「にしたって都合良い女でも構わないって…
俺にどうしろっつーんだよ…」
ユキ「その子の変わりにして…アタシを」
ユウキ「…
乗れよ」
ユウキはユキを原付の後ろに乗せて自分の家に連れて来た
ユウキ「なぁ…俺、全然忘れてない…
アイツを思ってお前を抱いたりするかもしんねぇ…
お前はそれでも良いの?」
ユキ「それでもユウキの側に居たいの…」
ユウキはユキの唇にそっとキスをした…
ユキの胸がユウキに聞こえるくらい大きく高鳴る
ユウキ「何かヤバい…止まんなくなりそ…」
ユキはギュッと目を閉じた
ユウキ…
アタシはあの日あなたが初めて抱いてくれた日の事忘れないよ…
何度も何度も確かめあうようにアタシ達はお互いを確かめあった
今はその温もりが無くなってても…