メロスの父親はすでに先ほど息を引き取った所。メロスは処刑台にいるのは親父じゃない事に気づいた。
『親父じゃない・・・』
しかし次の瞬間、メロスは驚いた。今処刑台に立っているのは、渡る世間で有名な、かずき of the えなりなのだ!!
『え、え、エナリン!!?』
メロスはかずきのファンだ。
写メをとった。待ち受けにした。
しかしそんな場合じゃない!!今にもあのエナリンが死んでしまいそうなんだ。メロスは今自分がエナリンにできる事を考えた。
思いついた。
『王様!僕が処刑を変わります!』
メロスの言葉はエナリンにぐっと届いた。
『少年、君の言葉、とてもうれしい。でも少年、君はまだ若い。それに俺は、もぉ終わりにしようと思うんだ、ありがとな』
『ハッハッハ』
王様が笑った。
『お前達、おもしろそぉだなぁ、よし、こうしよう、メロスとやら、お前を変わりに処刑してやろう』
…
バットチョイス!!!
メロスは焦った。
はなからその気はなかった。当たり前だ。えなりのために命を絶つバカなどいない。
えなりはホッとしていた
『家来ども、チェンジだ。』
(この王、マジだ。)
メロスは悟った。
逃げた。
軽快にね…
すると空の方から何だか聞き慣れた声が聞こえて来た…
「キングに逆らってはダメだ…」
父さんの声だ…
「でも息子よ。もしもお前がエナリの為に死ぬというなら、お父さん許さないよ。」
「…YES、ダディ」
「よし!もう追っ手が来てるぞ!…」
走れメロス!!!!
完