運が悪かった、
とでも言っておこうか。
私が生まれた
この時代、
どうやら世界は
崩壊気味。
どこもかしこも
歪みだらけで、
きっともう二度と直らない。
錆びきった心と
濁った瞳
きっともう光を感じる事無く
砕け散る運命。
翼だけでは
空は飛べないの
それが何故だか
私にはわからない。
この世界の
最期が近いのは、
痛い程わかるけれど
ねぇ、
生きて、
生きて
いたいよ。