何か食べたい
肉
食べたい
僕の頭の中は空腹感、肉に対する欲、不安や恐怖が頭を回り、ぐるぐるしていた。
空腹は一応、バッグに詰めといたおにぎりを食べたが、何故か空腹感が続いた
「腹減ったなぁ……」
さっきからこの言葉しかつぶやいてないかもしれない
しばらくすると、メールが来た
友達か?
メール新着一件
期待しながら開いた
藻」きづ∠⊃?
A●大蛾人喰鬼〒∃♭∵∽‡
大蛾人喰鬼?
大きな蛾が人間を食べるのか?
てかなんだよこのメール!
うざいうざいうざい!
受信拒否だな!
メールも終わり、携帯を閉じる
ぁ ァ ゥ ァ
不快な音が聞こえる
隣に威圧感
さっきまでなかった
ドア
え?
こんな所に!?
何故!!
やっぱり僕…
なんか他人とは違う何かがあるんだろう
一撃で怪物を木っ端みじんにしたり、肉に対する欲、止まない空腹感
食べてないはずの胃の中の肉
ドアが誘う
僕はうつむき、呆れる
すると赤黒い紙を見つける
読んでみた
Because im eat you
なぜなら私は貴方に食べられた
さっきの手紙と合わせると、その人は誰かわからないが、人間(?)に食われて泣いているのだろう
これもまたバッグに入れた。
Door
Can you in this Room?
ドアを開けた
ドアは金切り声を上げる用に開いた
中を見た
中はこざっぱりとしていた和室、洋室、リビング
トイレに風呂
まぁ、普通の家といった所か
和室を除くと、誰かが座っていた
友達の明(あきら)だった!
幼なじみで、昔から仲の良い奴だ!
僕は嬉しさと安心で、空腹感を忘れてた
明も、「ハラショー!」と言ってこっちに駆け寄った、嬉しさに溢れた顔をしていた
「こんな所で何してたんだ?」
僕が喜びに溢れた声で聞いた
友がいるという安心で、僕は涙を流したのだろう。
けど………Roomは…………一体なんだろうか?
続く