しちゃあ顔がマジだった気がするんだが……まっ、本人が冗談つってんだから大丈夫だよな?!!!…「み君?黒見君ってば」やべ、また意識とんじまったぜ!!「へっ!あっ!なんだよ」「えっ!その、あの、私の事をずっと魅つめてるから…なんだか恥ずかしいってなって思って、黒見君の名前読んだの…ごっ、ごめんなさい…」「えっあっ、いや別に謝らなくてい‐んだよ」かぁぁぁぁぁぁ(顔真っ赤)ﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲ意識とんでる場合じゃねぇ、俺がずっとみっ魅つめてただと!うっわいきなり恥ずかしくなってきちまった!何か、なんか言わねーと!!!「いやぁよ、そのなんつーか美並の指からその綺麗な音を奏でてるのかと思ってよ」奏でてるとか一度も言った事ねーな。「えっ、指!？そっそうなんだ…」？なんだぁ、残念そうに？ちょっとは意識してくれてんのか?なんて、会ってすぐに俺見たいに一目惚れしてる訳じゃねーよな……ちぇ!
「あの〜黒見君?」
はっ!ｲｶﾝｲｶﾝまたやっちまった…「なぁ、美並」「はい？」「そのよう、また明日ここに、音楽室にお前のﾋﾟｱﾉ聴きに来ていーか？いやっ!無理にとは言わねーけどよ」「…嬉しい!また、明日絶対聴きに来て!待ってるから…」「おっ!おぅ!」やった…やったぜ!嬉しいぜ!もう明日告るぜ!(早いだろ…)奈菜☆あぁっ!いい響き☆
キーﾝコーンカーンコーン
「あっ、そろそろ昼休み終わりだな」「そうだね!何だか凄く長い時間に感じれた…ありがとう黒見君!私に気付いてくれて」
ガラガラ(ﾄﾞｱの音)
「いや!それほどでもねーよ今から授業か…たりーなぁ」「ふふっ黒見君ちゃんと授業出ないと駄目だぞ☆」「わっ分かってるよ!あっ!美並よう!何組なんだ?」っていねぇ!!!!!俺が振り向いたらもう美並の姿がなかった…あれっ、オカシイな?はっ!もしや!授業に遅れるのが嫌で走って行きやがったな?！すんげぇ足がはぇぇな…うん、やるな美並!さすが俺が惚れた女だぜ♪
よし俺は昼寝でも……いや、今日はちゃんと授業に出るか!美並にバレたら怒られそうだし!!!!!つーか、たりーなぁ。。。。。。。
キーんコーンカ―ンコン
終わった…ふぁぁぁぁ!ねみぃ…だりぃ、美並に会いてえ…まだ、入るかな?ちょっとみにいくか、音楽室にでも♪明日は告白だし、ちゃんと顔見て帰りてぇし♪よし!そうと決まればレッツラゴー!!ガラガラ(速いな…)「みっなみー」
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