未来から来たって…
ギャグ!?マジ!?
華奈「えっ、何?どういう事?」
隼人「あのな、絶っ対意味わかんないと思うんだけど、俺ん中じゃ高校は卒業してたはずなのに、朝目覚めたら卒業してなくて、
ていう事は夢?って思うじゃん?だから俺もそう思って華奈を呼んだんだよね。」
華奈「うん…で何で私?」
隼人「その俺の未来だとお前が彼女だから…」
華奈「え、私にとってはいきなりだよーーっ」
(っていうか本当はめっちゃうれしかったり…)
隼人「だよなっ!ごめん変な事言ってっ…」
華奈「…………でも好きだよ…。」
隼人「えっ?」
華奈「えっ!?」
隼人「好きって…」
…
(思わず声が…)
隼人は「そっか…」といい下を向いた。
(え?ダメなの?)
数秒下を向いていた隼人は笑いながら私を見た。
隼人「よかった。じゃあ俺は一からお前を大事にするから、お前は0からかな?
俺をずっと見ててなっ。」
華奈「…」
(ヤバイ…なんか今めっちゃキュンと来た!!)
華奈「うんっ。…隼人君も私のこと好き?」
隼人「当然じゃん。」
というと私をギュッと抱きしめてくれた…
隼人「あ!じゃあ朝抱きしめた時、正直嬉しかったりして?ワラ」
華奈「…バカっ!!」
隼人「冗談だってば!…お前俺の作った未来のちっともかわんねぇな!ワラ」
その時の私は、嬉しくて泣いちゃってて気付かなかったけど…
今思えば
朝の隼人よりもこの時の抱きしめる力や声が…
優しかった……。
つづく