俺だけのシンデレラ

サクラ  2006-05-08投稿
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―――――『ふふっ』『……もう3年か、付き合ってから』
『……そう、ね』
あれから俺は、猛烈にアタックした。
振られては告白、振られては告白、その繰り返し。
そして、ついに彼女が折れてくれた。

『………なぁ』
『ん?』
う…むぅ、こういう話はどうもな…
『結婚を…しないかな……なんて』
『………………え?』『結婚を……な、そのぅ』

―――――――うわっいってしまわれた!
『―――はい』
『え?』
その言葉の意味を理解するのに、数秒かかった。
『その言葉、喜んでお受けします』
俺は喜んだ!ええ喜びましたとも!
嬉しかった。
心の底から、そう。


――――あの時が来るまでは……



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