時速100キロで走る
よいしょくんを
マリカはホウキに乗り
追いかけています。
「ちょっと待って!!
いったい、どうしたの?」
マリカがよいしょくんに
尋ねますがよいしょくんは走るのに必死です。
そんなよいしょくんは
土日に小洒落たレストランに行くことを心に
決めていました。
よいしょくんは
ヒッチハイクをしました。
その時黒い鎧とマントに
身を包んだ
なんともあやしげな者達が数人、こちらに向かって
走って来たのです。
「黒魔術師・・・!!
こんなにたくさん・・・」
マリカは戦闘体制に
入りました。
よいしょくんは驚いて
ディズニーランドより
ディズニーシーで
遊びたいと思いました。
黒魔術師たちは
不気味な声で
話し始めました
「ついに見付けたぞ」
「まさか、リアルワールドに逃げていたとはな。」
「お前もこれまでだ。」
「大人しくその身を渡せ」
マリカはよいしょくんの
前に立ち、
「あなたは動かないで
なんとか私が食い止めて
見せます!!」と
言いましたが
よいしょくんは
日本語を知らないため
何を言ってるのかさっぱりわかりません。
「捕獲開始!」
黒魔術師の1人が
こちらに向かって
走って来ました。
「か弱い乙女に
大の男が・・・」
マリカは杖を
走ってくる黒魔術師に
向けました
「杖か・・・、
若いくせになんとも
古典的なもんを使うな。」
黒魔術師がマリカに
殴りかかろうとすると
同時に杖が光だし
黒魔術師に向かって
強力な光線が
発射され黒魔術師を
数メートル先に
飛ばしました。
よいしょくんはそんな
戦いにも目を向けること
なく、どんぐり集めに夢中になっています。
「この技は・・・。」
黒魔術師の1人が
驚くように言いました。
?につづく・・・