贈物

あきは  2008-05-17投稿
閲覧数[291] 良い投票[0] 悪い投票[0]

もう信じられない
そう、あなたは呟いた

今ある、この愛情が
何時か消えるなんて
想像もできなかったよ

もう待つのは嫌だから
そう、あなたは囁いた

今ある、この愛情が
永遠じゃなかったなんて
想像もしなかったよ


もう、いくよ
そう、あなたは言うと
振り返りもせず
あなたは私に背を向けた

あの深い愛情が
消えてしまうなんて
この強い愛情が
永久じゃなかったなんて
そんなこと一時も
考えてもみなかったんだ

でも、もう戻りはしない
追憶の愛情だけが
心の中に残火のように
小さく燻るよ

あの深い愛情が
消えてしまうなんて
この強い愛情が
永久じゃなかったなんて

でも、これだけは言える
あなたが幸せであるよう
愛情を祈りに変えて
ただ君に贈るよ



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 あきは 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]
たった1980円で★
簡単に小顔GET!!


▲ページトップ