嫌な事忘れたい?

まりも  2006-05-11投稿
閲覧数[407] 良い投票[0] 悪い投票[0]

 もしも、私が木なのなら、森の、奥深くで眠り続ける。何もかもが見えなくなっても、ゆっくり息をすえば、誰でも世界の広さを感じれる。

 障害を持っている私。目の前のものでも、遠くの物でも、人でも分からない。目が不自由。目は、大切な物で、見えなければ何も出来ない。
 私は、遠くの友達、理恵と、メールしている。もちろんキーボードには、点字がある。前、理恵から、こんなメールが届いて、母に読んでもらった。
『ハーイ!!理恵です!目の調子はどう?私は相変わらず元気!ただ、相変わらず目が・・・・。
 私、前に、嬉しい事がありました!あなた、サラを見たんです!え!っと思った?そら、サラは、完全に目が見えない訳だし、当たり前よ!

理恵☆』
私は、嫌な気持ちだった。
人の事、バカにしてるみたいだった。
こんな嫌な気持ち、忘れたい・・・。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 まりも 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
良い成分のみ使用
死海100%の入浴剤


▲ページトップ