Guardian27

ヒッキー  2008-05-21投稿
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歩はかなり驚いていたが、薫は納得したように見た。
「やっと理由がわかった。」
薫はそうつぶやいた。
「私なんかほっといて。」
「まあ、歩、連れていって。」
薫はなにごともなかったのように言った。
「死にたいんですか!」
「いやだ。でも仕事だからお前に死なれても困る。ということでさっさといけ。」
薫は歩と村上碧をいかせた。
「やっと終わりましたか。」
準はゆっくり近づいてきた。
「すまないな。」
「いいですよ、こっちにも用がありましたし。」
準の後ろから少女があらわれた。
「準、さがしたんだから。」
「ごめん、雪。で、剣は?」
「ここにあるわよ。」
予想はしていたが敵らしい。
雪と呼ばれた少女は準に剣を渡した。
「さあ、始めましょうか。」
準の目の色がどす黒い赤にかわっていた。



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