その日の夜。
「メールどうしようかなぁ。」
私はすごい悩んでいた。
好きな人にメールするんだから、可愛くするべきなのかと。
「とりあえず、美羽に相談してみよう。」
私は美羽に電話をかけた。
「はーい、もしもし?」
「もしもし?」
「あー、桃ー(`・ェ・´)!久しぶりだねー。」
「久しぶりだね。」
「いきなり電話しているって事は何かあった?相談?」
「あ、うん。相談に乗ってもらいたいんだよね。」
私は美羽にすべてを話した。
「おー、よかったじゃん。」
「まぁ、そうなんだけどさ・・・」
「そこからがどうしたらいいかわからないと?」
「うん・・・」
「そんなの簡単じゃん!」
「えー?どうやんの?」
「気取らずに素のままで書けばいいんだよ。可愛くやったって途中から疲れちゃうしね。」
「そっかぁ・・・」
「まぁ、最終的には桃が決めるんだよ。わかった?」
「うん。ありがと。」
その後電話を切った。
「よしっ!美羽の言うとおりにやってみよう。」
私はメールを打ち始めた。
題名:桃です(^o^)v
本文:やっほぉー(^o^)v
さっそくメールしたよ☆
届いてるー??
「これでいいよね。」
私は送信ボタンを押した。
15分後返事が帰って来た。
題名:RE桃です(^o^)v
本文:ごめん寝てた(^-^;
メールありがとう。
ちゃんと届いてるよ。
つか、今朝はびっくりしたよ(゚_゚)!
まさかお前がいるとはな(笑)
「はぁー?なにそれ?」
題名:RE:RE桃です(^o^)v
本文:まさかって何さ(Д)゜゜゜
私は久しぶりに会えて嬉しかったんだから!
もぅ(`ω´)
30分くらいたったけどメールは帰って来なかった。
「祐樹、どうしたんだろ(P―゜`)ノ嫌な気分になったのかなぁ;」
不安でいるとメールが帰って来た。
題名:ごめん(^-^;
本文:ごめん!風呂入ってた(^-^;
マジかよ?お前らしくねぇな(≧∀≦)笑。
「何だよ;もう・・・心配したのに。」
私が寝ちゃってメールはそれで終わった。