僕は部屋で彼女がくれた本を読んだ。
その本は、サスペンスだった。
一時するとメールが届いた。彼女から
[今日はありがとう。たくさん話、聞かせて。]
彼女の瞳を思いだした。
会いたいな。
[いいよ。話をしよう]
と返信してみる。
すると
[おやすみ]
ときた。
僕は、笑みがこぼれ、眠りについた。
彼女はいま、何を思ってるのか。
彼女と写真をとりたい。
僕はまだこの気持が
恋という事を否定していた。
彼女が笑顔を崩したときまで。