『はぁ〜...学校つまんなぃねぇ。』
今はお昼休み。
ァタシはいつものように窓から顔を出し真下にあるバスケットコートを覗きこんだ。
「昨日送ってもらったんでしょ?つまんないとか言わないで頑『ぁー!』
なんだよ!」
『やっぱり国分先輩バスケしてる〜★』
国分先輩は毎日お昼休みになると一人でバスケをしている。
それを見るのがァタシの日課。
「毎日毎日飽きないねぇ」
『飽きるわけないじゃん』
ァタシはお昼ごはんの焼きそばパンを食べながら、国分先輩をずっと見ていた。
『ぁぃ仔は好きな人いないの?』
「いないよ〜いるわけがない。」
『そんなに否定しなくてもいいじゃん...』
「ハチ〜!!!!」
『はいッ?』
名前を呼ばれて後ろを向くとドアの所に不二先輩が立っていた。
「ちょっといいかな?」
『はい。』