天国からしたい事 (4)

レオン  2008-05-24投稿
閲覧数[543] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「んっん〜…」

目を開けると、私は電車に揺られていた。

「ここ何処?」

私は周りの様子を伺うが、地下鉄らしく、窓の外は真っ暗で何も見えない。

暫くして、電車が駅に停まる。私はとりあえず降りる事にした。

駅の名前を見て、そこが私が生前よく使っていた路線だという事に気付いた。

「てか、これから俺ど〜すればいいんだよ…。」

ここで、私は一つの疑惑が浮んだ。


つ〜か、さっきのは全部夢だったのでは?絶対そうだ!!!何真剣に考えてんだよ俺。


私はぼぉ〜っとする頭を冷まそうと、トイレに入って顔を洗う事にした。

トイレに入って洗面台の前に立ち、私は自分の姿に変な声を上げた。

「ひぇっ!!!」

用をたしていたサラリーマンが不思議そうに私を見た。

私は鏡に鼻が付くぐらいくっつけて、自分の顔を見た。
手で顔のあちこち触ってみる。

用を終えたサラリーマンが、不審者を見る様に私を見て出て行く。

「これ、俺!?えっ!?」


鏡に映る自分は、イケメン!

どうやら、私は本当に死んでしまったらしい。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 レオン 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]
海外セレブを魅了☆
☆ピチピチのお肌に


▲ページトップ